親子等を対象とした事業
青少年のための環境学習教室
- 期日
- 平成21年8月1日(土)~8月2日(日)
- 対象・人数
- 小学生
- 趣旨
- 身近な環境問題を,宿泊型自然体験活動の中で科学・理科の学習を通じて,人間と環境の相互作用について考える機会を青少年に提供する。特に,この教室では,持続可能な社会実現に向けて自ら主体的に取り組むことが出来るような環境についての保全意識の向上を図ることを目的とした。
今回は、多良山系に生息する昆虫および腐葉土の中の微生物などについて,専門家を招いて学習し,自然環境の理解を通じて身近な環境問題を考える契機となった
- 主な内容
- 科学体験 ( 自然探究 )
- 資料
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小学校自然体験活動プログラム開発事業
- 期日
- 平成21年9月19日(土)~9月20日(日) 平成21年10月27日(火)~10月30日(金)
- 対象・人数
- 小学生
- 趣旨
- 国の施策として実施される「小学校長期自然体験活動」がスムーズに導入されるように,パイロット事業として,小学校と当所が連携し,長期自然体験活動プログラムの開発した。そして,その成果を研修支援事業で活用するとともに,小学校や公立青少年教育施設等に普及する。
成果として,宿泊学習を年間カリキュラムに位置づけて実施することにより,活動プログラムに教科学習を取り込むことができた。また,1日の流れを時間や教科ごとに区切るのではなく,複数の教科を大きな時間枠の中で実施することにより,体験を通した学びの機会と教科活動を合わせて実施することができた
- 主な内容
- 共同生活体験 ( 長期宿泊体験 )
- 資料
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特定の状況にある青少年に関する機関と連絡・協力を促進する事業
- 期日
- 平成21年4月1日(水)~平成22年3月31日(水)
- 対象・人数
- 小学生 中学生 高校生
- 趣旨
- 社会的自立の遅れや不適応の状況にある青少年と関係する機関と連携して、自然体験活動や生活体験活動を通して、青少年に「心」と「体」が相伴った成長を促すことで自立できるような支援をすることを目的とした事業である。
適応指導教室においては,不登校傾向にある児童生徒の社会性や協調性,忍耐力などを育むために体験的活動を重視しているので,支援する教室とプログラムデザインを行った。自然の中での様々な体験活動を通して成就感を味わわせることにより,自らの可能性を信じ,新しい環境や事象に主体的に関わり判断・行動してゆく態度(自主性)を養うとともに自然の営みの美しさや厳しさにふれさせ豊かな心情を養うことをテーマにプログラムを実施した。
宿泊体験学習で自分たちの力で何かを作り上げること,やり遂げることの楽しさを感じ取り,自信を持って行動することが出来るようになってきた。それとともに,仲間を思いやる気持ち,チームワークの大切さを学び,社会性が身についてきた。
- 主な内容
- 自然体験 ( 山・森での活動 )
- 資料
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指導者の養成研修事業
教員免許状更新講習
- 期日
- 平成21年5月30日(土) 平成21年8月20日(木) 平成21年11月14日(土)
- 対象・人数
- 学校教員
- 趣旨
- 社会の発展とともに子どもたちを取り巻く環境は大きく変化し,特に野外活動の経験が減少し,自然と関わる楽しさを知らない子どもたちが多くなっている。そこで,本講習では,学校教育の基盤となる体験活動の意義を再確認するとともに,その活用について考えることをねらいとした。
諫早青少年自然の家で行っているプログラムを体験することを通して,基本的な考え方や技術,児童・生徒への展開方法を身につけ,学校教育への生かし方を考える機会とし,児童・生徒の基本的生活習慣の確立や自然体験活動により,安定した学習環境を充実させ,ひいては学力の向上に資する講座とした。
- 主な内容
- 資料
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自然体験活動指導者養成研修
- 期日
- 平成21年11月26日(木)~11月29日(日) 平成22年1月28日(木)~1月31日(日)
- 対象・人数
- 大学生 青少年教育指導者 ボランティア
- 趣旨
- 小学校が実施する長期の自然体験活動において,教育効果の高い自然体験・生活体験活動の機会を提供するために,プログラム計画立案の助言,活動時の全体指導や活動の様子の把握と助言,事業評価の助言などを行う指導者を養成することを目的として実施した。
研修内容は,「体験活動の指導法」や「自然体験活動の技術」「プログラムの企画立案」「安全管理」の5つの項目であり,体験による気づきを大切にし,共に体験し気づいたこと感じたことを分かち合い,その理解から学びを深め次の行動に生かすという体験学習の手法を用い,参加者同士の学びを共有させることができた。
- 主な内容
- 共同生活体験 ( 長期宿泊体験 )
- 資料
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九州地区ボランティア交流会
- 期日
- 平成22年3月13日(土)~3月14日(日)
- 対象・人数
- ボランティア
- 趣旨
- 九州各地から同世代のボランティアや施設職員を集め,実践発表や交流会を実施し,今後のボランティア活動への意欲と資質の向上を図る事業を実施した。
並行して行った「笑顔いっぱい!遊びフェスタ」においては,お互いの良さや違いを見つけ,様々な施設への興味・関心が生まれるよう,各施設がクラフトコーナーを出店し,普段取り組んでいる活動を紹介し合った。
- 主な内容
- 交流体験・コミュニケーション ( その他の交流体験 )
- 資料
教師のための体験学習法ワークショップ
- 期日
- 平成21年4月24日(金) 平成21年5月15日(金) 平成21年6月12日(金) 平成21年7月3日(金) 平成21年8月4日(火)~8月5日(水) 平成21年8月25日(火)
- 対象・人数
- 学校教員
- 趣旨
- 体験学習法という学習者に視点をあてた教育的手法の体験や,目的・目標を明確にした活動を企画・展開する能力を育成する研修により,学校が実施する自然体験活動の質の向上や参加者の教育観を問い直すことをねらった事業である。
当所の教育活動で用いられる技術・技能およびその基となる教育手法・考え方をワークショップにより普及した。内容は,イニシアティブゲームや沢登りなどの自然体験活動の指導方法についての実習,また,プログラムの立案について指導・助言を行った。
- 主な内容
- 資料
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青年の奉仕活動・体験活動推進事業 「青少年教育ボランティア養成研修」
- 期日
- 平成21年5月23日(土)~5月24日(日) 平成21年6月20日(土)~6月21日(日)
- 対象・人数
- 大学生 学校教員 青少年教育指導者 ボランティア
- 趣旨
- 青少年教育におけるボランティア活動を推進するとともに,独立行政法人国立青少年教育振興機構のボランティアとして一定レベルの資質を確保し,その活動機会の拡充を図るために研修会を開催した。
第1回目スタートアップでは,諫早の教育機能・技能を体験を通して知る研修を行った。体験学習という教育手法を生かし,培ったチーム力で2日目には沢登りに挑戦させた。諫早が開発してきた教育効果,集団の関わりを深めることを体感した2日間であった。
第2回目ブラッシュアップでは,ボランティアで生かす実践編研修を行った。野外炊飯指導やイニシアティブゲームの指導について,伝え方や安全管理の面など,実習を取り入れた。研修中に参加者同士で考えを深め合う場面が多くみられた。
- 主な内容
- 奉仕体験・ボランティア活動 ( 子どもの活動支援 )
- 資料
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特別研修支援事業
大学と連絡・協力を促進する事業
- 期日
- 平成21年6月6日(土)~6月7日(日)
- 対象・人数
- 大学生
- 趣旨
- 青少年教育やまちづくりの現場などで活躍できる人材の育成を目的とする大学カリキュラムの質の向上のため,関係大学と連携して大学生を対象とした研修を実施した。
長崎大学教育学部は,野外体験実習(2年次)を実施している。この野外体験実習とは,小・中学校が実施する宿泊体験学習の引率補助を体験する実習で,長崎市内の小・中学校のうち,9月から11月にかけて宿泊体験学習を実施する学校が協力する。学生が宿泊体験学習の引率補助をするうえで,必要な知識や技能を習得することを目的に,長崎大学と当所が協働して1泊2日の体験学習プログラムの企画および直接指導を行った。この研修への出席は,教職課程の卒業単位に必要である。
また,長崎ウエスレヤン大学では,現代社会学部地域づくり学科が実施する「地域実習」等において指導を行った。
- 主な内容
- 資料
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地域のイベントや講座との連携
民間団体と連絡・協力を促進する事業
- 期日
- 平成21年11月22日(日)
- 対象・人数
- 小学生・中学生
- 趣旨
- 民間の企業【(株)昭和堂印刷礎の会※青少年教育支援のための組織】が社会貢献として当所で行う事業を企画の段階から共同で取り組み事業の充実を図る。小学生・中学生を対象とし,当所野外炊飯場を利用し,県産品をメイン食材とした創作料理コンテストを開催した。今回で6回目を数え,ファミリー・友達グループ(最大20組)を募集し,料理研究家を招いて審査を行い,上位・アイデア部門で表彰をしている。制限時間内に,薪割り・火おこし・調理・審査用アピール用紙作成を行い,料理審査を受け,その後の後片づけまでが,審査の対象となっている。毎年,参加を楽しみにしているグループもあり,年々料理のレベルも上がっている。また、新聞社の取材もあり評価を受けている、寄付金型事業である。
- 主な内容
- 野外炊飯
- 資料
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